別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2015年7月25日土曜日

鎌倉の四万六千日

8月10日は、四万六千日大功徳日。

坂東札所の杉本寺安養院長谷寺は早朝から開門されます。




行基が開いたという鎌倉最古の寺。

本尊は行基・慈覚・恵心作という三体の十一面観音(杉本観音)。

午前0時から開門。

午前6時より大護摩・午前10時より本尊大法要。





源頼朝の家臣田代信綱の観音堂が移築されたため田代寺とも呼ばれています。

本尊は信綱の観音像を胎内に納めているという千手観音(田代観音)。

午前5時開門。



長谷観音の名で親しまれています。

本尊は開山の徳道が彫ったという十一面観音

御姿の御札を授与して頂けます。

午前4時開門(午前8時まで自由拝観)。


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かつての三浦半島の人たちは、朝早くから杉本観音田代観音長谷観音で四万六千日詣りを行い、逗子の岩殿寺をまわって帰宅していたといいます。




 夏!鎌倉!大功徳!