別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2016年6月1日水曜日

鎌倉:長谷観音の伝説・・・長谷寺の紙芝居

先日(5月8日)、長谷寺で観た紙芝居です。

わかりやすい、とても面白い紙芝居でした。



近江国の白蓮華谷には、大きな楠の倒木がありました。


その倒木が洪水で大津の郷に流れ着きます。


そして、里の人たちに祟りを及ぼします。


その木を譲り受けたのが徳道というお坊さん。


徳道は倒木を持ち帰り、


稽文会(けいもんえ)と稽主勲(けいしゅくん)という二人の仏師が仏像を彫ります。

2人は、地蔵菩薩と不空羂索観音の化身だったのだといいます。


そして、3日で2体の観音像が造立されました。

1体は大和国の長谷寺へ、


もう1体は「有縁の地に出現して人々を救いたまえ」ということで海に流されました。


観音像はかきがらに導かれて流れて行きます。




そして、三浦半島の長井の浜に漂着。


村人たちは仮屋をつくって観音様を安置します。

その場所は今でも仮屋ヶ崎という地名として残っています。

その後観音様は鎌倉へ。

鎌倉到着

そして観音堂に安置。


それが長谷寺の本尊・十一面観音像。

木造としては日本最大級の9.18メートルの像です。


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長谷寺かきがら稲荷社

長谷寺

長谷寺

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6月の長谷寺はアジサイ!

長谷寺のアジサイ


2016鎌倉アジサイ計画



江ノ電でアジサイ



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