別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年3月7日月曜日

稚児ヶ淵~江の島~

建長寺広徳庵の自休和尚に見初められた稚児の白菊は、これに窮して断崖から身を投げたといいます。稚児ヶ淵という名はそこからきています。

白菊が身を投げる前に渡し船の船頭に託した扇面には、
「白菊のしのぶの里の人とはば 思い入江の島とこたえよ/
うきことを思い入江の島かげに すつる命は波の下草」
とあったといいます。
自休は悲しさのあまりに、
「白菊の花のなさけの深き海に ともに入江の島ぞうれしき」
と詠んで後を追ったと伝えられています。

石燈籠
龍が来て火を転じたという伝説が残されています。

永瀬覇天朗句碑
桟橋に波戦える時雨かな

稚児ヶ淵から眺める夕景は、「かながわの景勝50選」に指定されています。


江の島
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/enosima.htm
鎌倉手帳
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura.html


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