別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
2025年11月21日金曜日
2026銭洗弁財天の祭日表(巳の日カレンダー)
銭洗弁財天の霊水で銭を洗う日は、弁財天の縁日「巳の日」がいい!
新年初巳の日は1月7日。
巳の刻(午前10時)から初巳祭が執り行われます。
4月の初巳の日は中祭(4月1日)。
9月の白露巳日は大祭(9月16日)。
銭洗弁財天宇賀福神社は、巳の年の巳の月の巳の日に源頼朝が受けた夢のお告げによって創建されたと伝えられる社。
北条時頼は霊水で金銭を洗い一族の繁栄を祈ったのだといいます。
いつのころからか、霊水で銭を洗うと数倍になるという信仰が生まれ、巳の日は賑わいます。
鎌倉 紅葉情報 源氏山公園 2025/11/20
2025年11月18日火曜日
午年も鎌倉江の島七福神
七福神は福をもたらしてくれる神さま。
一般的には、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、布袋、寿老人。
鎌倉江の島七福神は、弁財天が二ヶ所ありますので、合計八ヶ所を巡ります。
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本覚寺の夷尊神は、鎌倉幕府の守護神として源頼朝によって祀られたのが始まり。
正月は鎌倉えびす!縁起物の福笹や夷堂由来のにぎり福を授与していただけます。
釣り竿を持って鯛を抱えているえびすさん。
イザナギ(伊耶那岐命)とイザナミ(伊耶那美命)の子といわれますが、『日本書紀』では3歳になっても歩けなかったことから、天磐櫲樟船(アメノイワクスフネ)に乗せられて流されたのだとか。
流れ着いた地で神として祀られ、漁業の神・商売繁盛の神として信仰されてきました。
「福男選び」で知られる兵庫県の西宮神社の十日えびす「えべっさん」は、えびす様が白馬に乗って氏子町内を巡行する日といわれています。
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長谷寺の大黒堂に安置されているのは「出世開運授け大黒天」。
打ち出の小槌に大きな袋を持った大黒さま。
もとはインドの神さまで、日本では大国主命と習合して、仏教の守護神として、開運招福の神として信仰されてきました。
最澄が比叡山に祀ったのが始まりなのだとか。
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鶴岡八幡宮の旗上弁財天社は武運長久の守護神。
かつて安置されていた弁財天は鎌倉独特の彫刻技法の「裸弁財天」。
江島神社の辺津宮にある八角の奉安殿に安置されているのは、裸弁財天で知られる「妙音弁財天」と、源頼朝が勧請したとも伝えられてきた「八臂弁財天」。
琵琶を抱えている弁天さま。
もとはインドの神さまで、日本では奈良時代から信仰されてきました。
東大寺法華堂の弁財天像は、日本最古の尊像といわれています。
源頼朝が信仰した江の島弁財天は、弁財天信仰発祥の島の竹生島弁財天・平清盛が信仰した厳島弁財天とともに日本三大弁天の一つに数えられています。
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右手に宝棒、左手に宝塔を持つ毘沙門さま。
もとはインドの財宝の神さまで、日本へ伝わる途中で武神として信仰されるようになったのだとか。
仏教の守護神である四天王の一つとして祀られるときは多聞天と呼ばれます。
日本の毘沙門天信仰の発祥の地は、源義経が幼少期を過ごした京都の鞍馬寺。
日本には毘沙門天は馬によってやってくるという伝承も。
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御霊神社の福禄寿は9月の例大祭で行われる面掛行列の福禄の面にちなむもの。
杖をつき、経巻を持つ福禄寿。
中国では南極星の化身とされる神さま。
その名のとおり、福(幸福)・禄(財産)、寿(健康長寿)の神さま。
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妙隆寺の寿老人は欅一木造りの尊像。
杖をついて巻物を持っている寿老人。
中国の伝説の人物なのだとか。
不老長寿の象徴である鹿を従えていたり、桃を持っていたりする・・・
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浄智寺の布袋尊のお腹を撫でると元気がもらえるのだとか。
大きなお腹に宝物の入った袋を持っている布袋さま。
中国の禅僧布袋和尚を神格化したもの。
福徳円満の神さま。
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2025年11月17日月曜日
伊豆山にあった快慶の阿弥陀如来~熱海 伊豆山神社~
明治の神仏分離までの伊豆山には、上常行堂と下常行堂がありました。
上常行堂と下常行堂の本尊は木造阿弥陀如来坐像(宝冠阿弥陀)。
快慶の阿弥陀如来
下常行堂にあった阿弥陀如来は、運慶とともに東大寺の金剛力士像を造立した快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像。
現在は、大正・昭和期の実業家金本耕三(耕三寺耕三)に収集され、耕三が広島県尾道市に開いた耕三寺の所蔵。
運慶は北条時政・和田義盛・北条義時・北条政子などに依頼により東国で多くの造仏に携わりましたが、快慶が東国の造仏に携わったという確証のあるものは、伊豆山の阿弥陀如来と栃木県足利市真教寺の阿弥陀如来のみ。
上常行堂の阿弥陀如来
上常行堂にあった阿弥陀如来は、神仏分離後、逢初地蔵堂に移されていましたが、現在は伊豆山神社境内にある伊豆山郷土資料館に収蔵されています。
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この仏像は、鎌倉の教恩寺の阿弥陀如来像。
運慶作と伝えられていますが、作風からすると快慶あるいはその周辺の仏師の作ではないかといわれています。
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