別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
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2020年11月11日水曜日
鶴岡八幡宮領だった神奈川湊
神奈川宿
(安藤広重)
県名の「神奈川」は、
神奈川宿
が置かれていた横浜市神奈川区から付けられたもの。
神奈川宿は、神奈川湊の傍に併設された町で、神奈川湊一帯は
鶴岡八幡宮
領でした。
神奈川という地名の初見は、1266年(文永3年)5月2日の
北条時宗
下文(鶴岡八幡宮所蔵文書)。
下文は、「武蔵国のうち稲目・神奈河の両郷にかかる役夫工米を免除する」ことを命じるもので、「稲目」は現在の川崎市多摩区生田付近、「神奈河」は神奈川湊一帯のこと。
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