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2024年2月14日水曜日

藤原公任の漢詩~光る君へ第6話~


「光る君へ」第6話で藤原公任が詠んだ詩は、漢詩集『本朝麗藻』に収録されたもの。


「一時過境無俗物 莫道醺々漫酔吟」

1005年(寛弘2年)5月に藤原道長邸で行われた詩会で詠んでもの。

「一時過境無俗物」(一時境に過きるに俗物無し)の「境」は道長邸を表しているのだとか。


「聖明治蹟何相致 貞観遺風觸眼看」

1005年(寛弘2年)11月に飛香舍で行われた一条天皇の第一皇子・敦康親王の読書始のときに詠んだもの。


『本朝麗藻』には、一条天皇具平親王藤原道長藤原伊周紫式部の父藤原為時赤染衛門の夫大江匡衡の詩も収録されています。




次回は
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