(伊豆の国市江間)
『吾妻鏡』によると、富士川の戦い後の1180年(治承4年)10月23日、源頼朝は、相模国府で初めての論功行賞を行いました。
北条時政、武田信義、安田義定、千葉常胤、三浦義澄、上総広常、和田義盛、土肥実平、安達盛長、土屋宗遠、岡崎義実、工藤親光、佐々木定綱、佐々木経高、佐々木盛綱、佐々木高綱、工藤景光、天野遠景、大庭景義、宇佐美祐茂、市川行房、加藤景員、宇佐美実政、大見家秀、飯田家義以下の者にこれまでの領地を安堵し、あるいは新しい領地を与えたりしています。
また、三浦義澄を「三浦介」に任命し、下河辺行平を「下河辺庄司」に任命しています。
この中に北条義時の名はありませんが、父の時政が新しい領地を得ています。
その中には江間郷もあったはずです。
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江間郷というと、頼朝との仲を引き裂かれた八重姫が嫁いだ地。
北条郷の狩野川を挟んだ対岸にありました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第九話では、八重姫と結婚した江間次郎は善児なる人物に殺され、八重姫は頼朝の御所に仕えることに。
そして、間もなく義時が江間郷を手に入れ、江間小四郎と呼ばれるようになるはず。
第十話の予告では、頼朝が義時と八重姫の仲を取り持つような気配・・・
いい感じになってきました。
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2022年の大河ドラマ