鎌倉武士の鑑といわれた畠山重忠の一生を歌った「重忠節」。
国は武蔵の 畠山
武者と生まれて 描く虹
剛勇かおる 重忠に
いざ鎌倉の ときいたる
(鎌倉市)
平家追い討つ 一の谷
愛馬三日月 背に負えば
そのやさしさに 馬も泣く
ひよどり越えの 逆落し
畠山重忠像
(深谷市:畠山重忠公史跡公園)
雪の吉野の 生き別れ
恋し義経 いまいづこ
静の舞の 哀れさに
なみだで打つや 銅拍子
頼み難きは 世の常か
誠一途が 謀反とは
うらみも深く 二俣に
もののふの意地 花と散る
(横浜市旭区)
仰ぐ秩父に 星移り
菅谷館は 苔むせど
坂東武者の かがみとぞ
おもかげ照らす 峯の月
(嵐山町)
作詞/畑和(はたやわら・元埼玉県知事)
作曲・編曲/細川潤一
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2022年の大河は北条義時