浄智寺 | 布袋尊 |
浄智寺は鎌倉五山の第四位に列せられた寺。福神は弥勒菩薩の化身といわれる布袋尊です。
鶴岡八幡宮 | 弁財天 |
鶴岡八幡宮の弁財天は裸像。裸形像は鎌倉時代の特徴的な彫刻手法です。鎌倉国宝館に寄託されています。
かつては、源氏池の旗上弁財天社に祀られていたそうですが、旗上弁財天社は明治の神仏分離によって破壊されてしまいます。現在の社は、昭和55年に復元されたものです。
宝戒寺は北条一族の霊を弔うため、後醍醐天皇が足利尊氏に命じて建てた寺。
福神は本堂に安置されている毘沙門天。多聞天とも呼ばれ、東西南北の四天王の一つとしても知られています。
妙隆寺 | 寿老人 |
妙隆寺は、千葉常胤の子孫胤貞の別邸があったことから「千葉屋敷」とも呼ばれた寺。
本堂前の堂には、欅一木造りの寿老人が祀られています。
本覚寺 | 夷神 |
本覚寺は、日蓮の遺骨が分骨されていることから東身延とも呼ばれる寺。もとは源頼朝が御所の鬼門に祀った夷堂があった所です。
夷堂は、明治の神仏分離によって移転させられ、蛭子神社となりましたが、昭和58年、本覚寺の境内に再建されました。
長谷寺 | 大黒天 |
長谷寺は、日本最大級の木造十一面観音を本尊とする寺。坂東札所四番。
大黒堂に安置されているのは「出世開運授け大黒天」。宝物館には、神奈川で一番古い尊像が収蔵されています。
御霊神社 | 福禄寿 |
御霊神社は、平安時代に大庭御厨を開拓した鎌倉権五郎景政を祀る神社。景政の武勇伝から眼病の神として親しまれいます。
福神の福禄寿は、秋の面掛行列に参加する十人衆の一人「福録」にちなんだもの。
江島神社 | 弁財天 |
江の島は、古くから神仏混淆の霊地として信仰を集めた島。
江島神社の辺津宮にある奉安殿には、源頼朝が勧請したともいわれる「八臂弁財天」と、裸像として知られる「妙音弁財天」が安置されています。
江戸時代には弁天信仰が盛んになり、大山との二所詣が盛んに行われていたそうです。
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