1004年(寛弘元年)、紫式部は石山寺に参籠。
琵琶湖に映る月を眺め『源氏物語』の着想を得たのだといいます。
本堂にある源氏の間で書き始めたのは「須磨・明石の巻」だったのだとか。
石山寺は、聖武天皇の勅願によって東大寺の良弁が開いた観音霊場。
藤原道綱母の『蜻蛉日記』・赤染衛門の『赤染衛門集』・和泉式部は『和泉式部日記』・菅原孝標女の『更級日記』にも登場します。
清少納言は『枕草子』に「寺は石山寺・仏は如意輪観音」と綴りました。
明王院には「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」が設置されています。
世尊院では「源氏物語 恋するもののあはれ展」が開催されています。
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