房総半島で再挙した源頼朝のもとに上総広常は二万騎の兵を率いて参陣しました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第七話で、広常は「頼朝につく得」を和田義盛と北条義時に問います。
義盛が
「敵から奪った土地を望みの分だけ差し上げる」
と提案したのに対し、広常は、
「悪いが土地を増やしてもらうほど困ってない」
と言い放ちました。
広常が二万騎の兵を動員できる源は、塩と砂鉄にあったのだではないかと考えられているようです。
古代から上総国は製塩・製鉄が盛んだったそうです。
『吾妻鏡』によると、
1182年(治承6年)7月、上総広常は玉前神社に鎧を奉納。
そこには、源頼朝の祈願成就と東国泰平を祈った願文が結び付けてあったそうです。
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2022年の大河ドラマ