1180年(治承4年)、源氏再興の挙兵を決意した源頼朝は、まず、伊豆国目代の山木兼隆を討ち取ることにしますが、山木館は要害の地にあって攻めるのに困難を極めると推測されていました。
『吾妻鏡』によると・・・
1180年(治承4年)8月4日、密偵として山木館に送り込んでいた藤原邦通が、作成した山木館と付近の絵図を頼朝に届けます。
その出来映えは、まるで現地にいるかのようなものだったといいます。
頼朝は、北条時政を呼んで邦通の絵図をもとに山木館襲撃の軍略を練りました。
邦通は、安達盛長の推挙で頼朝に仕えるようになった公家。
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