芭蕉句碑
「あけぼのはまだむらさきにほととぎす」
各地を旅して多くの俳句や紀行文を残した松尾芭蕉の句。
1690年(元禄3年)、前年に「おくのほそ道」の旅を終えた芭蕉は、3月頃から近江国を訪れて義仲寺の無名庵に滞在していました。
その後、門人の菅沼曲水の奨めで4月6日から7月23日まで幻住庵に滞在し、石山寺にも度々訪れていたのだといいます。
芭蕉庵
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~最後の旅~
1694年(元禄7年)5月、江戸を発った芭蕉は、伊賀上野・湖南・京都・奈良などを巡りながら9月に大阪へ赴きます。
大坂で体調を崩した芭蕉は、10月12日、大坂御堂筋の旅宿「花屋仁左衛門」で亡くなります。
遺骸は、遺言により義仲寺の木曽義仲墓の隣に葬られました。
(義仲寺)
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鎌倉との繋がりを求めて。