安養院の千手観音には、北条政子が祈願したという言い伝えがあります。
まだ、源頼朝が伊豆の流人だった頃のお話です。
政子は、千手観音に祈願して流人頼朝と結ばれることができたのだとか。
そのため、安養院の千手観音は「良縁観音」と呼ばれています。
安養院は頼朝亡き後に政子が供養のために建てた長楽寺を前身としている寺。
時代が合わないという疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
政子が祈願したのが千手観音の胎内に納められている千手観音だったとすれば辻褄が合います。
何故なら、胎内の千手観音は伊豆の豪族田代信綱の持仏だったものだから。
千手観音イメージ図
田代信綱の千手観音は、伊豆の叢林寺に祀られていましたが、頼朝によって鎌倉に武家の都が築かれると、信綱は鎌倉に田代寺を建てて千手観音を移したのだと伝えられています。
江戸時代に田代寺が焼失したため、安養院の千手観音の胎内に納められたのだとか。
8月10日は四万六千日。
観音菩薩の特別な縁日です。
坂東札所三番の安養院は
午前5時開門
午前9時まで自由拝観。
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鎌倉の夏










