南円堂の四天王立像は、運慶の父康慶が1189年(文治5年)に造立したもの。
10月17日は、南円堂特別開扉の日。
南円堂には、本尊の不空羂索観音像を中心に四天王像・法相六祖坐像が安置されています。
いずれも、1180年(治承4年)の平重衡の南都焼討後の再興像で、運慶の父・康慶が一門を率いて制作したもの(全て国宝)。
中金堂の四天王立像は、、北円堂に安置されていた運慶作の像ではないかと考えられています(国宝)。
運慶は1212年(建暦2年)に北円堂の弥勒仏及び両脇侍像、四天王像、無著・世親像を造立しています。
南円堂の諸仏と同じく南都焼討後の再興像。
現在、北円堂の弥勒仏坐像、無著・世親立像、中金堂の四天王立像は、東京国立博物館で開催されている「運慶展」に出品されています。
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