鎌倉五名水の1つ、佐助の銭洗水で金銭を洗うと特に福利が増すといわれているのは何の日か。
銭洗水は銭洗弁財天宇賀福神社の奥宮(洞窟内)の湧き水。
銭洗弁財天宇賀福神社は、源頼朝が宇賀福神を祀ったことに始まるといわれています。
宇賀福神は仏教の神である弁財天と習合された神で、体がヘビで頭が人の形。
2025年(令和7年)は巳年。
巳は蛇!
蛇は弁財天の使い。
巳の日には蛇が弁財天に願いを届けてくれる!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
銭洗水は鎌倉五名水のひとつ。
1685年(貞享2年)に徳川光圀が編纂させた『新編鎌倉志』には・・・
「隠里の巌窟の中にあり。福神銭を洗と云う。鎌倉五水の一也」
と紹介されています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
五代執権北条時頼は、巳成金(みなるかね)の日に参拝することを推奨したのだといいます(北条時頼の銭洗い)。
巳成金の日は、60日に一度巡ってくる「己巳の日」(つちのとみのひ)=弁財天の縁日。
そして、いつのころからか、霊水で銭を洗うと数倍になるという信仰が生まれました。
洗った銭は持っているのではなく使う事によって「数倍になって返ってくる」のだとか。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
京都は七福神発祥の地