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2024年9月18日水曜日

鎌倉検定過去問~御霊神社の面掛行列~


坂ノ下の御霊神社例祭で行われる行事のうち,神奈川県の無形民俗文化財に指定されているものは何か。


毎年9月18日に、〔 ① 〕例祭で伎楽面や田楽面などをつけて行われる面掛行列は、神奈川県の無形民俗文化財に指定されており、〔 ② 〕時代中ごろから行われているという。


坂ノ下の御霊神社例祭では、伎楽面や田楽面を付けた面掛十人衆が練り歩く面掛行列が行われるが、これは何にならってはじめられたものか。


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御霊神社面掛行列は、1976年(昭和51年)に神奈川県の無形民俗文化財に指定されています。

鶴岡八幡宮の放生会で行われていた面掛行列に倣ったものといわれ、氏子たちが付ける面は、明和5年銘(1769年)のあるもの。




面掛衆の面は、爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・翁・火吹男(ひょっとこ)・福禄・阿亀・女(とりあげ)の十面。





東京国立博物館の「鶴岡八幡宮祭礼行列之図」は、江戸時代の鶴岡八幡宮の祭礼行列の様子を描いたもの。

その中には面掛行列も登場します。

1709年(宝永6年)、鶴岡八幡宮の祭礼を見物した紀伊国屋文左衛門は『鎌倉三五記』に行列の順序をこう記しているようです。

陵王・小飛出・釣眼・大べしみ・しかみ・福禄寿・末社・うそふき・おふく・天女。


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「円覚寺洪鐘祭絵巻」(明治35年)は、61年目ごと(60年に一度)に行われる円覚寺「洪鐘祭」(おおがねまつり)の様子を描いたもの。

洪鐘祭の祭礼行列には、かつて八雲神社(山ノ内)の例大祭で行われていた面掛行列も参加していたようです。



八雲神社の面掛行列は、1965年(昭和40年)の洪鐘祭を最後に絶えてしまっていたのだそうです。

しかし、令和の洪鐘祭で復活。




鎌倉検定


面掛行列








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御霊神社例大祭


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