紙本墨画淡彩披錦斎図
(根津美術館)
2024年(令和6年)8月27日、根津美術館所蔵の「紙本墨画淡彩披錦斎図」が重要文化財に指定されました。
「紙本墨画淡彩披錦斎図」は、爛漫の花をつけた木々に囲まれた一棟の書斎が描かれたもの(1464年(寛正5年))。
鎌倉の円覚寺の梁宗という童子を慕う僧が、童子に贈るため、夢に見た書斎を画に描かせ、画中の書斎の命名と着賛(賛文を書くこと)を依頼したものなのだとか。
書斎を披錦斎と名づけた鎌倉の禅僧・宗甫紹鏡他6名の序と賛があります。
円覚寺は、1282年(弘安5年)、八代執権北条時宗が開山に宋の禅僧無学祖元を招いて建立した寺。
宗甫紹鏡は、十五世夢窓疎石の系統。
第百四十五世の芳林中恩は宗甫紹鏡の弟子らしい。
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