鶴岡八幡宮のぼんぼり祭は、夏越祭とともに始まります。
夏越祭では、チガヤで作られた輪をくぐって無病息災を祈ります(15:00~)。
多くの神社で行われるようですが「牛頭天王(須佐之男命)と蘇民将来の伝説」が起源のようです。
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むかしむかしの話。
嫁探しの旅に出た牛頭天王(須佐之男命)。
一夜の宿を求めていると立派な屋敷がありました。
大金持ちの蘇民巨旦(そみんごたん)の家です。
しかし、「貧乏人は泊められない」といって断られてしまいます。
困った牛頭天王。
すると、蘇民将来(そみんしょうらい)という男が話しかけてきました。
「私の家にお泊り下さい」
将来は巨旦の兄でしたが貧乏な暮らしをしていたそうです。
それでも将来は粟飯を炊いて牛頭天王をもてなしました。
喜んだ牛頭天王は、
「あなたの子孫は末代まで私が護ってあげよう」
と言って茅の輪を渡します。
その後、疫病が流行った時・・・
蘇民将来は牛頭天王の茅の輪を腰に巻いていたことで助かり、弟の蘇民巨旦は一家全員死んでしまったのだそうです。
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粽(ちまき)
京都の祇園祭で授与される「ちまき」には、「蘇民将来子孫也」という護符が貼られています。
「私は蘇民将来の子孫です。病気や災いから護って下さい」という意味があるのだとか・・・。
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今日からぼんぼり祭!
今年の鶴岡八幡宮のぼんぼり祭は8月6日から9日までの4日間。
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8月10日の鎌倉は功徳の日!
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