妙法華寺は、日蓮六老僧の筆頭・日昭が鎌倉の材木座に建立した法華堂を前身とする寺院。
日昭は、源頼朝が催した富士裾野の巻狩りの際に曽我兄弟に討たれた工藤祐経の孫。
鎌倉の法華堂は、工藤祐経の邸跡に建てられました。
各地を転々とした後、1621年(元和7年)に現在地に移転。
徳川家康の側室養珠院(お万の方)・同じく英勝院(お勝の方)らが再興に尽力したのだといいます。
1791年(寛政3年)に焼失するまでは、駿府城から移築された養珠院の居間もあったのだそうです。
庫裏
大書院
祖師堂
鐘楼
焼失を免れた鐘楼は、鎌倉の法華堂に建てられたものらしい。
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