江戸重長像
(世田谷区:慶元寺)
江戸重長は、武蔵国の国人領主江戸氏の二代当主。
1180年(治承4年)、伊豆国で源頼朝が挙兵すると、重長は平氏方の大庭景親について敵対。
8月26日には、畠山重忠・河越重頼とともに三浦氏の衣笠城を攻めて、総帥の三浦義明を自刃に追い込みますが・・・
石橋山での敗戦後、安房国に渡って再起した頼朝が数万騎を率いて長井の渡しに達すると、
10月4日、畠山重忠・河越重頼とともに頼朝のもとに参陣しました。
江戸氏は、武蔵国豊嶋郡江戸を本拠としていました。
後の江戸城の本丸・二の丸周辺に居館を構えていたのだといいます。
慶元寺は、世田谷区喜多見にある寺院。
1186年(文治2年)、江戸重長が江戸城に創建したことに始まります。
室町時代に江戸氏が拠点を喜多見に移したことで、現在地に移転しました。
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