宝珠院は、増上寺第三十世生誉霊玄が、1685年(貞享2年)に創建した増上寺の塔頭。
辯天堂
本尊の弁財天は秘仏。
園城寺(三井寺)を開いた智証大師が竹生島で彫ったもので、源氏に伝えられ、源頼朝も信仰したのだという。
徳川家康はその像を増上寺に移して信仰し、名を徐波辨才天から開運出世大辨才天と改めたのだとか。
秘仏本尊は、家康の命日である4月17日を中日として開帳されている。
閻魔大王
閻魔大王坐像は、宝珠院開創の頃の作と考えられている(港区指定文化財)。
江戸時代には、正月と7月の閻魔の斎日に、露店が建ち並び、見世物小屋が建てられて、賑わったのだという。
辯天池
江戸時代には辯天池の中島に辯才堂が建てられ、夏には紅白の蓮が咲く景勝地だったのだという。
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2021年の大河ドラマは・・・