okadoのブログ鎌倉情報

2020年6月23日火曜日

壽福寺本尊の釈迦如来像


(『図説鎌倉年表』より)


壽福寺の本尊「脱活乾漆造釈迦如来坐像」は、室町時代の仏像で関東ではめずらしい乾漆仏。

「籠釈迦」と呼ばれています。

籠の形の上に紙や布などを貼って作られたということから「籠釈迦」と呼ばれていますが、実際は粘土の原型の上に布を貼って作られたもの。


奈良の東大寺大仏鋳造と大仏殿の建設に尽力した陳和卿の作とも伝えられています。



 寿福寺


 よりともジャパン.com