2020年6月の鶴岡八幡宮の大祓は、午後5時の1回のみの奉仕となります。
そのため、大石段の下には自身でお祓いができるように自祓所が設置されています。
大祓は、日々の暮らしの中で、知らず知らずのうちに犯してしまった罪や穢れを祓い去り、後半の半年を健やかに過ごすための神事です。
6月30日と12月31日に行われます。
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~茅の輪~
6月の大祓では茅の輪くぐりも行われてきました。
茅の輪は邪気を祓い除ける力があるといわれ、左回り、右回り、左回りの順で三回くぐって無病息災を祈ります。
茅の輪
何故、茅の輪をくぐるのか・・・
それは、京都の八坂神社の祭神・素戔嗚尊(すさのをのみこと)と蘇民将来(そみんしょうらい)の伝説から始まるようです。
(京都)
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~素戔嗚尊の茅の輪と蘇民将来~
遠い昔のこと。
嫁探しの旅に出た素戔嗚尊。
大金持ちの蘇民巨旦(そみんごたん)に一夜の宿を求めますが断られてしまいます。
そんな素戔嗚尊を貧しいながらも持てなしたのが兄の蘇民将来。
素戔嗚尊は「あなたの子孫は末代まで私が護ってあげよう」 と言って蘇民将来に茅の輪を渡します。
その後、疫病が流行った時・・・
蘇民将来はその茅の輪を腰に巻いていたおかげで助かり、弟の蘇民巨旦は一家全員死んでしまったそうです。
ということで、茅の輪は疫病を退散させるお守りでした。
それが次第に大きくなり、くぐって無病息災を祈願するようになったのだとか・・・。
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八坂神社の祭礼・祇園祭で授与される粽は、笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守り。
「蘇民将来子孫也」という護符が貼られています。
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6月の鎌倉はアジサイ!
平日のみの開門
事前申込み
海水浴場開設は中止
山鉾巡行は中止