本尊の「木造阿弥陀如来及両脇侍像」、「木造不動明王・毘沙門天立像」は義盛の発願で運慶が造立したものと判明しています。
木造毘沙門天立像
「木造阿弥陀如来及両脇侍像」、「木造不動明王・毘沙門天立像」は本堂裏の収蔵庫に保管され、毎年3月3日と10月19日に公開されています。
~参考~
運慶の仏像がある寺
運慶の仏像がある寺
運慶は奈良の興福寺を拠点に活躍した仏師。
興福寺南円堂の本尊:不空羂索観音菩薩像・北円堂の本尊:木造弥勒菩薩坐像、木造無著・世親菩薩立像は運慶の作。
東大寺南大門の金剛力士像は、その代表作として知られています。
神奈川県では、浄楽寺の諸仏の他、横浜市金沢区・称名寺の大威徳明王像が運慶作と判明しています。
また、静岡県伊豆の国市の願成就院の本尊阿弥陀如来像、毘沙門天・不動明王・矜羯羅童子・制咤迦童子の諸像も運慶作です。