その再建の責任者に任命されたのは俊乗坊重源。
俊乗坊重源
そして、重源を支援したのが後白河法皇と源頼朝。
★南都焼討と東大寺の再興~重源と源頼朝~
焼討の翌年から大仏の鋳造が開始され、1185年(元暦2年)8月には開眼供養が行われました。
次に手掛けられたのは大仏殿。
1195年(建久6年)3月、源頼朝は上洛し大仏殿の落慶供養に参列しています。
以後、鎌倉と東大寺の関係は深まり、重源の後継者には、鎌倉寿福寺や京都建仁寺を開いた栄西が任じられ、三代には栄西の弟子で鶴岡八幡宮の供僧だった行勇が任じられています。
重源は南大門も再建しています。
南大門は、運慶らが彫った金剛力士像を安置し、1203年(建仁3年)に竣工しています。
特別展 「東大寺-鎌倉再建と華厳興隆-」は、平成25年10月11日(金)~12月1日(日)の間に開催されます。
詳しくは・・・神奈川県立金沢文庫のページで。
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