別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2016年7月17日日曜日

八雲神社神幸祭・出逢いの物語・・・鎌倉:山ノ内・山崎2016/07/17

山ノ内の神輿
(12:00頃)

山崎の神輿
13:30頃


山ノ内八雲神社は男神輿。

山崎八雲神社の神輿は女神輿。

北鎌倉駅前で出逢いました。



北鎌倉駅前
(14:30頃)



出会い神事の場へ
(15:00頃)

天王屋敷
(15:30頃)


山ノ内の神輿と山崎の神輿の担ぎ棒をドッキングさせます。

すると山崎の神輿はご懐妊。


神事の後、懐妊した山崎の神輿には腹帯が巻かれます。



そして、山ノ内の神輿に見送られて、山崎の神輿が帰ってゆきます。





山ノ内八雲神社と山崎八雲神社(北野神社)の祭神は、スサノオノミコト。

スサノオと言えば八岐大蛇(やまたのおろち)退治の伝説。

姉・天照大神(あまてらすおおみかみ)の高天原(たかまがはら)で乱行を働いたスサノオは出雲に追放されます。

そこで出会ったのが老夫婦とその娘・稲田姫命(くしなだひめ)。

老夫婦から、娘がヤマタノオロチに食われてしまうこと聞いたスサノオは、娘を嫁にもらう約束でヤマタノオロチを退治したのだといいます。

その際、スサノオが詠んだのが「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」。

これが日本最初の和歌だと言われています。

山ノ内と山崎の行合祭は、「スサオノとクシナダのめぐり逢い」の伝説を今に伝えている祭事です。





 八雲神社


 北野神社



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