別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2016年1月19日火曜日

源頼朝の命を狙った平景清の伝説・・・鎌倉:景清窟




平景清は平家に仕えた武将。

壇ノ浦での敗戦後、自分を匿ってくれた叔父の大日房能忍を殺害したことから「悪七兵衛」と呼ばれるようになりました。


1195年(建久6年)、東大寺大仏殿の落慶供養に参列した源頼朝を暗殺しようとして捕らえられたと伝わっています。

鎌倉七口の一つ仮粧坂の上り口には、景清が閉じこめられたという石牢が残されています。


水鑑景清大居士


「景清窟」の下に建てられているのは「向陽庵大悲堂碑」。

景清の娘人丸姫が景清が幽閉されていた石牢の上に、景清の守本尊(十一面観音像)を祀った向陽庵を建てたのだと伝えられています。


向陽庵大悲堂碑

向陽庵の十一面観音は、現在は海蔵寺の本堂に安置されています。

守本尊観世音菩薩
(海蔵寺門前の碑)














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